病棟

状態がどんどん変わる急性期、リハビリなどを行い復帰を目指す回復期、長期的な治療と向き合う慢性期。当院は全ての病棟を提供し、安心してご入院頂けるよう日々努力しております。

2階病棟

2階病棟は消化器外科を中心とした内科、脳外科の混合病棟で、急性期医療の提供を行っています。
消化器外科では急性胃腸炎、消化管出血、胆石胆嚢炎、胃癌、大腸癌など急性疾患の患者さまが多く入院されています。 手術や化学療法、内視鏡検査、造影検査など多岐に渡る治療や検査が行われ、手術は侵襲の少ない腹腔鏡手術や開腹手術など 患者さまの必要性に応じ執り行われます。術後はハイケアユニット(高度治療室)で集中的な看護をしています。 手術や治療経過の中で不安になられる患者さまも多くいらっしゃいます。患者さまの不安に傾聴し、安心して治療が受けられるよう、 そして元気に退院できるよう取り組んでいます。週に1度、医師、看護師、リハビリテーション科、栄養士など多職種でカンファレンスを行い、患者さまのニーズに合わせた支援を行います。 また終末期の方も多くおられ、エンド・オブ・ライフを踏まえ患者さまやご家族のQOLが向上する看護に取り組んでいます。
 緊急入院や緊急処置も多く、多忙な病棟ですがみんなで声を掛け合い、チームで協力し医療の安全を守っています。また個々の能力を高めるため病棟での勉強会も定期的に行っています。

3階A病棟

3階A病棟は、整形外科・脳神経外科・内科をはじめとする混合病棟で急性期医療の提供を行っています。
主に整形外科は、脊椎脊髄障害・関節障害・四肢外傷に対する手術をしています。 脳神経外科は、脳血管障害の急性期から慢性期まで幅広く、内科的・外科的治療を行っています。 日常生活動作の低下、術後合併症などのさまざまなリスクを回避するため早期離床を心がけ機能回復にむけた患者の生活の質が高まるよう援助しています。

3階B病棟

2020年より医療療養病棟、慢性期の病棟としてオープンしました。
胃瘻、経管栄養、中心静脈栄養、気管切開、人工呼吸器、認知症…等医療依存度が高く、自宅退院や施設入所が難しい方の為に開設された長期療養病棟です。 寝たきりにしないをモットーに車椅子への移乗、床上リハビリ、レクリエーションを取り入れ、患者様の笑顔が見られる病棟を目指しています。 スタッフ一同、安全・安楽を第一に、常に患者様優先で優しさを忘れず、毎日の業務に取り組んでいます。介護でお困りの方、是非ご相談下さい。お待ちしています。

4階病棟

地域包括ケアという回復期の病棟になります。
回復期が主となりますが当院では急性期から終末期まで、手術から看取りまで幅広い医療を提供しています。 様々な疾患の方が入院するため幅広い知識が必要となり、個々の専門の知識や経験を活かし、チームワークで患者様が安心・安楽な入院生活が送れるように取り組んでいます。また、在宅介護に家族が疲れてしまった時などのレスパイト入院も受け入れております。 そして、患者・家族の思いに寄り添った退院支援を医師・ソーシャルワーカー・リハビリスタッフなどと他職種連携でおこなっています。在宅療養の方には、不安なく日常生活が送れるように、訪問看護や訪問リハビリとの連携をとっています。